謎のバナナ

バスの運転手は引く手あまた?需要高まる噂の求人

2013年7月10日配信|謎のバナナ

先日、東京都の猪瀬知事が、2013年中にも都営バスの一部路線を24時間運行したい意向を発表したな。
ニューヨークやロンドン、パリなどでは、バスの24時間運行が行われているらしいが、
自宅警備員の俺には未知の世界だ…。

まずは渋谷~六本木間で試験的に導入して、東京の魅力アップに繋げたいらしいが、
自宅警備員の俺にとって、ヒルズ族は眩しすぎるリア充、敵認定だ。
しかし、東京、いや愛すべきわが祖国日本の魅力を世界にさらけ出したいというのならば、
敵に塩を送るのもやぶさかではない…

しかし、実現されたとしたら、現状のバス運転手だけでは足らないのではないか?
ひょっとすると、都民全員が交代制でバスを運転することに成りかねん。
そうすると自宅警備員の俺もとうとう俺が本気をだす時が来たようだな。

何を隠そう、自宅警備員の俺は資格マニアでもある。
当然バスの運転手として働くために必要な「大型自動車第二種免許」も持っているのだ。
今こそ「大型自動車第二種免許」の全てをさらけだしてやろう…

当たり前のことだが、客を乗せて車で走るためには「第二種免許」が必要となる。
そしてバスは、大型車(乗車定員11名以上の自動車及び最大積載量5,000kg以上の貨物自動車)になるので
「大型自動車第二種免許(以下大型二種)」が必要になるわけだ…

この「大型二種」の取得条件は、21歳以上で、
四輪免許 (大型、中型、普通、大型特殊) のいずれかを取って3年以上。
普通自動車の免許取得をすっ飛ばして、
いきなり大型二種の試験を受けることはできない。そんなに甘く無いということだ。

習得する方法だが、「指定自動車学校(俗にいう教習所だな)」に入って
卒業(技能試験が免除になる)した後、試験上で学科試験を受けるのが一般的だ。

しかし、都内で大型二種免許の受講が出来る教習所は少なく、
茨城県、栃木県、群馬県などにある県公認教習所の合宿教習で習得する人が増えている。

かく言う俺も合宿教習で取ったが、コミュ障の俺でも何とかなったから心配するな。
ちなみに費用は、持っている免許の種類にもよるが、30万円~50万円ぐらいはかかる。
結構な大金だから、己が全てをさらけ出し、気合を入れてかからないと泣くハメになるぞ。

入校後の流れとしては、

『大型車に乗って教習所内で練習』→『大型仮免許取得』→『路上教習及び2種学科教習』→
『卒業検定』→『卒業証明書(実技試験免除の証明書)発行』→『試験場学科試験』→『免許証交付』

と、こんな感じだ。

さて、ここからは各講習について全てさらけだしてやろう。

技能講習は、扉の開け閉めやエンジンのかけ方(キーを回すだけではエンジンはかからん)に始まり、
大型車特有の取り回しの難しさを実感することになるだろう。

俺からのアドバイスは「タイヤの位置に慣れろ」だ。
普通車だとなんでもないようなS字カーブやクランクも、あのバスの大きさでは操作感が全く違うぞ。
何度俺は涙目になったことか…まぁ、頑張れ…。

学科教習は、客を運ぶということで旅客運送関係の法令なども勉強する。
危険物の持ち込みは何グラムまでとか、客を乗車拒否できる場合、拒否できない場合、
拒否しなければならない場合など、道交法に加えて覚えないといけないことが結構多いぞ。
甘く見ていると痛い目に遭うからな…。

最後に、「応急救護実習」「障害者対応実習」についてだ。

応急救護実習は、ダミー人形に対しての心臓マッサージや人工呼吸を行う。
それも出来るだけにリアルに行うためにダミー人形に話しかけながらだ。

まぁ、日頃からモニターの向こうにいる嫁や妹と会話している俺には当たりまえの事だが、
恥ずかしがる奴もいるだろうな…。ここで俺からのアドバイスは「恥は捨てろ」だ。

実際に遭遇するかもしれないと考えると、
ここで一度恥ずかしい思いをして慣れておいたほうが、後で楽だと思わないか?
俺の嫁や妹もそう言っているぞ…。

それから包帯や三角斤の巻き方や、骨折や火傷の対応などまで行うぞ。
コスプレにリアル感を出したいときにも役立ちそうな知識だな…。

障害者対応実習では、車椅子の客や目の不自由な客を座席まで誘導する実習だ。
交替で車椅子に座り、車椅子を押す練習などをやる。

俺は、ばーちゃんの車椅子を押すこともあるからある程度は知っていたが、
実際に自分で乗ってみると…怖かった…怖かったぞぉぉぉぉ!
ハァハァ……ここで俺からのアドバイス「車椅子で段差を降りる場合は、自分が段差の低い方に立って引け」だ。

車椅子は押すものだが、段差を降りるのに上から押されると「客が落ちる」いいか、
段差なのに上から押されると「客が落ちる」ぞ。
大事なことだから2回言いました…。

さぁ、大型二種の全てをさらけ出してやったわけだが、客を車に乗せて運ぶことの難しさと大変さがお前らも分かったと思う。

安心して乗れることが当たり前の交通機関の運転手になるということは、
技能に加えて「命を預かる責任感」も必要だ。


俺は、もう少し自宅警備を続けるが、いつか本気をだしたときには、
俺の命に変えてもお前らを無事に目的地まで連れてってやるからな。
待っていろ…フフフッ。

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